記録は大事
定期的に製作させて頂いている、SUS316L製のダクトです。今回期間が空いてしまったので、ちょっとトラブルが発生しました。
このダクトは2重構造になっていて内側ボックスが歪むと中に入る製品にあたってしまいます。前回製作時にも問題が出て修正したのをすっかり忘れてました。
作業担当者もうる覚えだったようで、片面のみ外側ボックスを付ける前にお灸を据えたらしいのですが、逆に酷く歪が出たために片面だけでやめてしまったのです。その後外側ボックスを溶接したら外面が縮んだことによってバランスが取れ、酷かった歪みはすっかりとれてました。
流石にここまでは予測出来なく、ビビってお灸を据えなかった方は歪が残り、外側ボックスを切り取りお灸をすえて歪み取り後(歪ませ後?)再溶接しました。次回からは臆する事なくお灸します。
本日の教訓
記憶より記録。